受診をお考えの方へ

For patient

はじめに

陽子線治療は「がん治療」の中の一つの選択肢です。他の治療法と同様、万能ではなく適応には条件があります。
当院では他の医療機関にかかっていらっしゃる方のご相談についても「セカンドオピニオン外来」にて承っております。

一般的条件

  • 治療が受けられる
    全身状態
    これにつきましては、主治医におたずねください。
  • 約30分間じっと
    寝て(座って)いられること
    治療を行うために必要です。

対象疾患

同グループの「大阪暁明館病院」と連携し、以下の疾患についてもご相談を承ります。
当院までお問い合わせください。

  • 肝臓がん
    肝臓がん
  • 膵臓がん
    膵臓がん

陽子線治療開始までの手続き

  • 1

    主治医の先生とご相談いただき、大阪陽子線クリニック宛に外来診察予約申込みとして「治療患者紹介用紙(診療情報提供書)」をFAXで送って頂きます。(用紙は「患者様のご紹介方法について」よりダウンロードいただけます)

  • 2

    主治医あてに陽子線治療の可否、診察予約日時、診察を行う外来日等についてご連絡いたしますので、主治医からの連絡をお待ちください。

  • 3

    受診日当日はマイナ保険証、紹介状、検査結果、必須検査チェックリストの検査結果などをお持ちの上、当院までお越しください。

  • 4

    当院での初診後、適応がある場合には、連携病院である大阪暁明館病院を受診して頂く必要があります。(学会の指針により、キャンサーボードを実施する必要がある為)

  • 5

    大阪陽子線クリニックでの診察・キャンサーボードの結果、治療に適応すると判断された場合は、治療の準備を進めます。(治療準備段階で、必要に応じて金属マーカーを留置します。なお当院は、入院が行えませんので連携病院で入院して頂き処置を受けて頂くことになります)

陽子線の副作用について

陽子線治療は、従来の放射線治療と比べて正常組織への影響が少なく済むため、副作用は軽度なことが多いです。これは陽子線がピンポイントに照射でき、限られた部分の正常組織への照射にとどめることができるためです。ただ、病巣の部位や大きさによって起こりうる副作用の症状や程度は異なります。詳細は診察の際に説明しますので、理解した上で治療へ進みましょう。

宿泊施設について

当院はクリニックのため、入院設備はございません。
しかし、遠方で日々の通院が難しい方や治療に専念したい方に向けて、宿泊施設(当院隣接のサービス付き高齢者住宅「リライフ暁」)をご準備しております。
60歳以上の方であれば要支援1・2の方まで利用可能で、1泊から長期滞在までご自由にお選びいただけます。
施設内はバリアフリー設計。宿泊中は陽子線クリニックスタッフの声かけもあり、安心してお過ごしいただけます。
入院施設ではないため外出制限もなく、治療時間以外は観光やショッピングに出かけるなど、ご自由にお過ごしいただけます。

詳しくはお電話にてお問い合わせください。

ご注意事項

  • 陽子線での照射は副作用の少ない治療法です。しかし他の治療法と同様に再発する可能性もあります。
  • 全てのがんが陽子線治療の適応(対象)になるわけではありません。また対象疾患でも陽子線治療が適当と判断されない場合もあります。
  • 小児がん、頭頚部がん、骨軟部腫瘍、前立腺がんは健康保険診療です。
  • 上記以外の疾患には先進医療が適用され、治療費(300万円)以外は健康保険診療です。
  • 大阪陽子線クリニックで行う治療は、陽子線治療またはX線となります。がんの診断のための検査や陽子線以外の診療は、主治医にお願いして行っていただきます。すなわち、治療は今の病気に対して主治医と共同で行う医療となることをよくご理解ください。
  • 条件が全て合っていても陽子線治療ができない場合(技術的理由など)もあります。
  • 治療スケジュールには余裕をもってご検討ください。粒子線治療装置には万全の体制を整えておりますが、予期せぬ不具合によって治療を延期させて頂く可能性がございます。また、体調不良によっても延期になる場合がございますので、治療終了予定日の後、1週間程度は余裕を持って頂くことをお願い致します。
  • 当院ではペースメーカーを留置されている方には、安全性の面から治療のご提供が出来ません。