よくあるご質問

FAQ

治療中に痛みや副作用はありませんか?

陽子線の照射そのもので痛みや熱さを感じることはありません。
副作用については、従来の放射線治療と比べて軽度なことが多いです。
これは陽子線がピンポイントに照射でき、病巣の周囲にある正常組織への影響が少ないためです。
ただ、病巣の部位や大きさによって起こりうる副作用の症状や程度は異なります。
詳細は診察の際に説明しますので、理解した上で治療へ進みましょう。

入院しながらの治療はできますか?

原則、外来通院での治療となります。
ご病状によっては連携先である大阪暁明館病院にご入院頂きながら治療をお受け頂く場合もございます。
入院の判断については連携先での診察が必要となりますので、初診時にご相談ください。

1回の照射で治らないのですか?

陽子線・X線治療には適切な治療期間が設定されております。
当院は学会の定めるガイドライン通りの治療を提供しておりますので、ご病状に沿って照射方法(プロトコル)を選択し、定められた日数の照射が必要です。
途中で止めたり、期間をあけてしまうと治療の効果が期待できなくなってしまいます。

乳がんは治療できますか?

誠に恐縮ながら、乳がんに対する陽子線治療は適応外となっております。
現在、他施設にて治験が実施されており、治療の有効性が検討されております。(※2017年10月現在)

適応外であっても本人が強く希望しているので
治療をしてほしい。

誠に恐縮ながら、ご本人のご希望だけを理由に治療をお受けすることは出来ません。
これは全国の粒子線治療施設(粒子線:陽子線・炭素線 の総称です)で共通の取り決めです。
適応外であるご病気は、技術の出し惜しみではなく、他に適した治療法があるか、粒子線治療を行ったとしてもご本人にとって改善が期待できないことが理由です。

他の医療機関にかかっているが相談したい。

セカンドオピニオンとはページをご覧ください。