概要
| スタッフ数 | 10名 |
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取得認定
呼吸療法認定士、透析技術認定士、消化器内視鏡技師、医療安全管理者、CPAP療法士、初級睡眠指導士、MDIC、 DMAT、心電図検定2級
特徴
当臨床工学部では、透析、手術・血管カテーテル、内視鏡、機器管理、呼吸療法、CPAP療法、ペースメーカーなど多岐にわたる分野の業務を担当しています。ローテーション業務のため各分野をバランスよく担当でき、ジャネラリストを目指すことができます。
また、オンコール体制のため夜間休日問わず、緊急時にも迅速に対応することができます。
腎センター業務
透析室は24床のベッドを有し、月水金は午前と夜間、火木土は午前と午後の2部制となっています。
透析装置の保守管理だけでなく、ダイアライザ選定を含む透析条件の提案など、医師や看護師と連携することで患者様に合わせた透析治療を提供しています。
また、急性血液浄化療法やアフェレーシス療法(CART、レオカーナ、PE)などの特殊血液浄化療法も実施しており、幅広い治療に携わることができます。
さらにシャントエコーによるVA(バスキュラー・アクセス)評価も行っており、シャントトラブルの早期発見・治療方針決定の貢献に努めています。

医療機器管理業務
医療機器管理システムを使用することで、院内で使用される医療機器を中央管理し、日常点検や修理対応などを安全かつ効率的に運用しています。
また現場のニーズや使用状況に応じて、医療機器の選定や導入にも積極的に介入しています。
さらに院内にある医療機器を安全に適切に使用できるよう、他職種に対して勉強会の開催を定期的に行っています。
各病棟の生体情報モニターを対象としたモニターラウンド業務も実施しています。ノイズや低振幅心電図によるアラーム誤認や誤検知が起きぬよう、院内のアラーム疲労を防ぎ、病棟のモニタリング環境の質の向上と患者様への安全の確保に努めています。


カテーテル・オペ室業務
主にシャント治療や脳外科系・心血管系の検査や治療、術中内視鏡など幅広い分野に携わっています。
物品の選定や管理だけでなく、術前の準備~術中の介助にも介入しています。
またダヴィンチによるロボット支援手術の立ち上げ準備や、術中のトラブル対応にも関わっており安心安全な治療環境を支えています。
ダヴィンチについて ▶ 内視鏡手術支援ロボット「da Vinci(ダヴィンチ)」

内視鏡業務
内視鏡システムやスコープの保守管理、使用前後の点検や洗浄、治療に必要なデバイスの選定や操作、検査や治療での医師の介助など幅広く携わっています。
上部下部の検査以外に、EMRやESDなどの特殊症例、止血処置やERCPなどの緊急症例にも対応しています。
【詳細はこちら】▶ 内視鏡処置について

睡眠時無呼吸センター業務
睡眠時に起こる無呼吸に対して気配の手配・CPAP 療法の圧設定やマスク変更・者様の悩みや相談の解決を行っています。そして月に1回SAS 会議を行い、医師・看護師・臨床工学技士・検査技師・歯科衛生士と様々な視点から患者様に対してアセスメントを行っております。
【詳細はこちら】▶ CPAPについて
呼吸療法業務
毎日の呼吸器ラウンドやトラブル対応に加えて、医師の指示のもと呼吸器導入~病態に対するアセスメント、設定変更の提案、呼吸器離脱を目指しSBT(自発呼吸トライアル)実施や呼吸リハ介入に携わっています。
また、高流量デバイス(HFNC・NPPV)の導入や管理も行っており、幅広い呼吸療法のサポートを行っています。
【詳細はこちら】▶ 高流量デバイスとは

在宅人工呼吸業務
在宅人工呼吸やHOT(在宅酸素療法)の導入~退院支援に介入しています。患者様の生活に合わせた機器選定や流量調整、退院に向けての支援を行っており、在宅管理中でも安心・安全に使用できるように多職種と連携してサポートしています。
処方流量の評価や酸素供給機器の選定などの取り組みを行っています。

睡眠時無呼吸センター業務
当院では睡眠時無呼吸症候群の患者様を対象としたSAS外来を実施しています。
医師の指示のもと、CPAP導入時の説明、患者様に合わせたマスクの選定やフィッティング、設定調整を行っています。
CPAP導入後も毎月のデータ解析によるフォローアップを行うことで、患者様が快適に安心して治療を継続できるようサポートしています。

ペースメーカー業務
ペースメーカー植込み手術の介助~ペースメーカー外来でのフォローアップまで医師と連携し介入しています。また、ペースメーカー植込み患者様の周術期デバイス管理にも携わっています。
ペースメーカー外来では、プログラマーを操作し、ペースメーカーの異常やイベントチェックを行っています。
また遠隔モニタリングにも携わっており、いち早く異常に気付けるような体制を整備しているため、緊急時でも迅速に対応することができます。
さらに、院内でのペースメーカー植込み患者様のMRI検査に対しては、院内プロトコルを作成し、CE立ち合いのもと設定調整を行っており、安全に検査が行えるように努めています。







