リハビリテーション科

診療担当表


 平成30年4月からリハビリテーション科部長に就任しました藤原正利です。元々の専門は整形外科でした。これからは脳外科、神経内科、内科なども勉強して総合的な能力を付けていくつもりです。まず私たちの科を紹介させて頂きます。
 リハビリ科は歩行などで代表される運動機能の回復をサポートする理学療法スタッフと、日常動作の改善や集中力などを養う作業療法スタッフと、言語障害や嚥下機能の改善を目指す言語療法スタッフがいます。各科の医師と私がコメディカルと相談し、機能回復の計画を立て、実行いたします。その主な目的は、脳卒中や大腿骨頸部骨折などでカオス(混乱状態)になった身体機能をもとのコスモスの(調和した状態)に戻すことです。一度カオスになった状態を元の調和した状態に戻すためには、夫々の個人に応じた方法で忍耐強く行う必要があります。そのためリハビリも個人に合わせスタッフと患者さん本人と話し合い計画しています。必ずしも元の状態に戻るとは限らず、残った機能で代償動作考え努力する場合もあります。元の疾患で、本人は精神的にも落ち込んだ精神状態になる可能性もあり、病棟スタッフ、コメディカル、復帰をサポートする社会福祉士や医師との協力が大切です。人間の尊厳を取り戻すため、家人も含めた皆様のサポートも大切と考えています。
リハビリテーションマインドとは
1)正しさを追求する精神
 社会的に正しくフェアに
2)チャレンジ精神
 保守的にならず挑戦的に
3)損得抜きの精神
 目先の利益にとらわれない
4)障害を有する人々と共に歩む精神
5)チームアプローチ
   One for All, All for one
 と言われ私たちもこの5か条を実現するよう努力しています。
更に幾つか追加するなら
6)地元に愛される科でありたいと思っています。
 具体的には赤穂を含めた播州地方や岡山を含めた備前地方の人々の愛される科を目指しています。なるべく地元の言葉で丁寧にゆっくり話したいと思います。私は鳥取出身で鳥取弁ですが、今後は赤穂の言葉も勉強したいと思っています。鳥取で“野の花診療所”を開設された先輩の徳永先生は、共通な地元の“言葉と風景”の大切さを強調されています。
 また大きなリハビリ室ですが内部も光や色や背景を改良し、皆様がホッと安心できる空間を作るつもりです。天井のガラス窓は夏の現在黄色のシートを付着させ、黄金色の光が差し込むよう現在少し改良しています。
 次いで目指しているのは
7)5感を全て活用した機能回復ということです。
 これまでのリハビリは、臭覚や味覚などの機能回復や、複合した能力を組み合わせた運動療法が軽視されがちでした。見る、聞く、触る、感じる、匂いを嗅ぐ、舐める、味わう、深部知覚を利用する、など5感全てを活用したリハビリが大切と考えております。昔なじんだ味覚を経験すると当時の記憶がよみがえると言う“プルースト効果”も近年注目されています。
  最後に言わせてもらえば
8)“神は細部に宿る”の精神を追求したいと考えています。
小さなことが実は全てと言う場合もあります。私たちも日々小さな事から勉強し考え改善し、前向きに努力したいと考えています。
 リハビリ科のコメディカルの指導者は岩見ですので意見があれば、私あるいは彼女にお伝えください。スタッフは若い人も多く、一生懸命頑張るつもりですのでよろしく見守って下さい。

                   2018年6月1日 文責 藤原正利

当科は、理学療法士、作業療法士、言語聴覚士で構成されています。





リハビリの主な訓練内容
理学療法
怪我や病気で失われた身体機能の改善を図り、寝返り・起き上がりや歩行などの動作能力を確立するための練習を行います。運動療法として、筋力強化練習や関節可動域練習を行っています。
作業療法
日常生活活動のトイレ動作、入浴動作、更衣動作、排泄動作等の練習を実施し動作獲得を目的に行っています。肩から指先の骨折に対する運動や筋力強化練習、関節可動域練習、高次脳機能障害に対するリハビリテーションを行っています。
言語聴覚療法
主に脳血管疾患によって起こる言語障害や高次脳機能障害のある方へ、機能回復を目標に介入しています。また、食事摂取において、飲み込みの機能が低下している方へ、評価や訓練を通じて誤嚥なく安全に摂取できるよう支援しています。


西播磨圏域リハビリテーション支援センター

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