世界初、CT 装置と生化学・免疫装置を同時搭載した災害医療対応のモビリティ・ソリューション「Medical-ConneX」

2021.11.10

伯鳳会グループ(理事長:古城資久)は、東京都指定災害拠点病院ならびに東京DMAT指定病院である医療法人伯鳳会 東京曳舟病院(所在地:東京都墨田区 病院長:山本 保博)に、新しいモビリティ・ソリューション「Medical-ConneX(メディカル・コネクス)」(シーメンスヘルスケア株式会社)の1号機をこのたび導入いたしました。 Medical-ConneXとは、医療法人伯鳳会を中心とした伯鳳会グループが高度な救急災害医療の提供を目的に、シーメンスヘルスケアと2017年にパートナーシップ契約を締結し、それに基づきシーメンスヘルスケアが開発した、世界で初めてCT装置と生化学・免疫装置を同時搭載した移動型医療ソリューションです。災害医療に加え、新型コロナウイルス対策医療においても活用が期待されています。

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 左:検査用車両 右:電源用車両

Medical-ConneX 特徴

・超低被ばく〈32スライスCT:タブレット端末による操作でCT検査が可能

・少量の水で運用できる検体検査システム:災害パック(試薬・水)を用いて術者を選ばず迅速な検査が可能

・車両拡張機能とストレッチャー対応リフター:ストレッチャーでCT室まで搬送でき、簡易ベッドも展開可能

・AI画像診断支援システム:胸部CT画像を対象にしたAI解析を搭載し、人員の限られた環境にも対応

・高い発展性や拡張性:検査用車両と電源車を独立させたことで他の車両とも連携が可能

災害時におけるMedical-ConneXの活動イメージ

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 本件に関するお問い合わせ

医療法人伯鳳会 東京曳舟病院
TEL :03-5655-1120
FAX :03-5655-1121
Mail:shira_wata@hakuho.or.jp
担当:渡邊 啓司(経営管理部 部長)
ホームページ  :https://tokyo-hikifune-hp.jp/