水害対策訓練(操船訓練)を行いました

2019.10.10

 令和元年10月4日(金)に尼崎ボートレース場において、警察・消防と共に、救助ボートの操船訓練を実施しました。

 昨今、ゲリラ豪雨や台風による河川の氾濫が相次いでおります。訓練を行った尼崎ボートレース場の近くにある「はくほう会セントラル病院」は東園田町に位置し、猪名川と藻川に挟まれたいわゆる中洲にあります。どちらかの河川が氾濫した場合、最悪3m程度の浸水被害の可能性があります。当法人ではこのような河川の氾濫などによる水害対策として、院内・施設内に組み立て式救命ボート及び救命胴衣を常設して準備を行っています。
 入院患者様・入居者様の安全確保だけでなく、地域住民の皆様に水害時においても可能な限り医療を提供できるために、人命救助から警察・消防と連携して活動を行えるように、今回も警察・消防の皆様と協働して訓練を行いました。また、赤穂中央病院、大阪暁明館病院のAMAT(全日本病院支援班)も参加し、それぞれの地区での水害対策も想定して訓練が行われました。

 普段はボートレースに使用される会場で災害訓練を実施できるという貴重な機会となりました。有事の際に、少しでも迅速かつ的確な対応が行えるように、平時の準備を万全にしておく努力を継続したいと思います。

 最後に、台風19号が今年最大の勢力で接近しております。安全を第一に考え、事前の備えを行い、被害が出ないように、皆様も十分にお気をつけください。

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