泌尿器科について

尿路(腎臓~尿管~膀胱~尿道)・性器(前立腺・精巣・陰茎)・内分泌臓器(副腎)の病気の診断・治療・手術などを行なっています。 血尿、頻尿、尿漏れ、尿の出にくさなど排尿に関するお悩みから、尿路結石、尿路性器感染症、勃起不全、がんの治療まで幅広く対応しています。

月に2回、女性医師によるレディース外来も行っているため、男性には話しにくい悩みをお持ちの患者様も安心して受診していただけます。 気になる症状のある方はもちろん、健康診断や人間ドックで血尿(尿潜血)やPSA(前立腺がんの腫瘍マーカー)高値を指摘された方は、ぜひ当科での精密検査をお勧めします。

また、2024年度より当院は、内視鏡手術支援ロボット「da Vinci(ダヴィンチ)」を導入し、泌尿器科では現在、主に前立腺がんの治療に活用しています。詳しくは特設ページをご覧ください。

内視鏡手術支援ロボット da Vinci Xi

対象疾患・診療内容

主な対象疾患

  • 尿路結石(腎結石・尿管結石・膀胱結石)
  • 前立腺肥大症、神経因性膀胱などの排尿障害
  • 膀胱炎、腎盂腎炎、前立腺炎、性感染症(STD)などの尿路性器感染症
  • 前立腺がん、膀胱がん、腎がん、精巣がんなどの泌尿器悪性腫瘍
  • 精巣捻転、陰嚢水腫、勃起不全、包茎などの男性生殖器疾患
  • 副腎腫瘍などの内分泌疾患

主な診療内容

前立腺がんに対する検査・手術

● MRI-超音波融合画像ガイド下前立腺生検

前立腺がんが疑われる方に対して2022年から健康保険の適用になった新しい検査法です。最新の検査機器を用いて、MRIでがんが疑われる箇所を正確に検査できます。従来の前立腺生検に比べ、小さな早期がんも診断することが可能です。前立腺がんは早期発見・早期治療できればほぼ命に影響ありません。ただし早期の前立腺がんは症状がでないため、健康診断などで定期的な腫瘍マーカー(PSA)検査を受けることをおすすめします。

  • 1泊2日の短期入院で可能です。
  • 下半身麻酔(腰椎麻酔)で行うため検査自体は痛くありません。
  • 従来の検査方法(経直腸式生検)に比べて検査後の発熱が起こりにくいです。
● ロボット支援下前立腺全摘術

前立腺生検でがんが見つかった方が対象です。従来の開腹手術や腹腔鏡手術に比べると出血量が少なく、術後の排尿機能や勃起機能の温存にも有利と言われています。 詳しくはda Vinci特設ページをご参照ください。

尿路結石に対する治療

● 体外衝撃波結石破砕術(ESWL)

レントゲンに写るタイプの、比較的小さな結石に対して行われる低侵襲治療です。専用のベッドに約1時間寝ていただき、体の表面から結石に対して衝撃波を当てて破砕します。破砕された結石は自然に排出されるのを待ちます。多くは1~2週間程度で排出されますが、排出されない場合は何度か繰り返し行います(追加の手術費用はかかりません)。

  • 体に傷がつきません。
  • 日帰りで行えるため、早期に日常生活や職場への復帰が可能です。
● 経尿道的尿路結石破砕術(TUL)

大きな結石や、炎症を伴う結石症に対して行われる内視鏡手術です。最新式のレーザー治療器(Lumenis Plus MOSES™ テクノロジー)を使い、短時間で低侵襲な治療が可能です。

  • 下半身麻酔(腰椎麻酔)で行えるため、高齢の方や合併症の多い方も安全に受けられます。
  • 3日~7日程度の入院が必要です。
  • 結石の大きさなどによっては事前に別の泌尿器科的処置を行う場合があります。

ほかにも多くの検査や治療を行っていますので、どうぞお気軽にご相談ください。

スタッフ

泌尿器科部長 中山 恭樹 医師

泌尿器科部長

中山 恭樹 医師

泌尿器科医員 長尾 賢太郎 医師

泌尿器科医員

長尾 賢太郎 医師