
| 〜はじめに〜 | ||
| 糖尿病は無自覚のうちに、あるいは自覚症状が出てからでも早い時期に発見し、適切な治療をすれば、十分に回復させることができます。 また、早期発見によって恐ろしい合併症も防げます。 そのためには、定期的に健康診断を受けることが大切です。 特に素質(遺伝など)・環境・症状・その他で思い当たることがあったら、検査を受けてみることをお勧めします。 |
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| 〜尿に糖が出れば糖尿病?〜 | ||
| 糖尿病は文字通り「糖が尿に出る」病気ですが、尿に糖が出たからといって必ず糖尿病であるとは限りません。糖尿病を診断するきっかけにはなっても、そのことで糖尿病とは決まられないのです。 尿糖と糖尿病は違う、ということを覚えておいてください。 |
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| 〜なぜ尿中に糖が出るの??〜 | ||
| 糖尿病は血中の糖が多すぎる、つまり血糖値が高い(高血糖)ということが重要なポイントです。 糖分が体内でうまく利用(糖質代謝)されていると、血糖値は常に一定ですから尿に糖分が出ることはありません。糖が出るということは、ブドウ糖をエネルギーに変えるのに必要なインスリンというホルモンが膵臓で十分につくられていないか、十分でも体がそれを利用できない状態にあるかということです。 このため、ブドウ糖が血中に蓄積され、結果として尿の中に出てくるわけです。 これには、腎臓が大いに関係してます。腎臓は体内を巡ってきた血液を濾過して必要なものを吸収し、いらないものを排出する働きをしています。ブドウ糖は必要なもので、当然、吸収されるわけですが、それが多量で吸収が間に合わないと、尿の中へ排出してしまうのです。 |
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| 〜尿糖検査で糖尿病のコントロールをしましょう〜 | ||
| 尿の中には、体の状態を示す様々な情報がつまっています。 尿中の糖分を測定することで、だいたいの血糖値を把握することができます。 インスリン製剤を使われている患者様の指先を刺して行う自己血糖測定をされて血糖値を把握されていらっしゃいます。 自己血糖測定では血糖値が数字としてわかるので大変わかりやすく、低血糖のなどの際にも必要です。しかし、指先からの自己血糖測定は痛みも伴い、傷からの感染の危険もあります。 内服の方であれば自己血糖測定よりも、尿糖試験紙による血糖のコントロールをお勧めします。(ただし、低血糖の際は検出できません。) 当院では、1〜2週間の糖尿病教育入院の方に尿糖試験紙の使用方法と注意点を検査技師より説明させて頂いています。 興味のある方は一度、外来検査室の検査技師にお気軽にご相談ください。 |
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| 〜試験紙による尿糖検査法〜 | ||
| 食前や食後などのタイミングによって尿糖は変化します。どのタイミングで測定するか、検査する時間をきちんと決めておくことが大切です。 食事の前にチェックする時は、原則として60分前に排尿しておき、チェック用の尿は直前に採取します。 食事の後にチェックする時は、原則として食後2時間後ぐらいに排尿しておき、チェック用の尿は直前に採取します。 |
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試験紙を採取した尿につけます。 試験紙の試験部分が変化した色と、色調表を照らし合わせ、最も近い色の数字を結果とします。(試験後に試験紙はそのままトイレに流せるものもありますが、メーカーによって違うのでご注意を・・・) |
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| 〜尿の色調によってわかる病気〜 | ||
| 尿は目に見えない体内の異常を知らせてくれる、たいせつなサインです。糖尿病だけでなく、普段から尿の色で体調を判断するようにしましょう。 | ||
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| 尿の色 疑われる病気 無色 糖尿病・尿崩症・腎疾患など 乳白色 尿路化膿性疾患など 赤(血尿) 腎臓疾患・尿路結石・血液の病気など 赤褐色 濃縮尿(体の水分不足)・黄疸・貧血など 黄白色(濁り) 急性腎盂腎炎・膀胱炎など 赤ワイン色 ポルフィリン尿症など 黄褐色 黄疸尿 白濁 塩分の過剰・過労・胃酸過多など |
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