放射線科

特徴

 放射線科ではマルチスライスCT・1.5T MRI・PET/CT等の最新の医療機器を整備し、常に診断価値の高い画像が提供できるよう努めています。また夜間・救急時間帯でも迅速に対応ができるよう体制を整えています。

主な検査装置

マルチスライスCT装置 1台
1.5テスラMRI装置 1台
PET/CT装置 1台
X線透視装置 2台
血管撮影装置 1台
骨密度測定装置 1台
FPDマンモグラフィ装置 1台
一般撮影装置 3台
ポータブル一般撮影装置 3台
ポータブル外科用イメージ装置 2台

X線撮影検査

 X線撮影検査は放射線を利用した検査の中でも最も基本となる検査です。  単純X線撮影ともいわれ、人体の各臓器がもつ固有のX線吸収差を利用して画像化します。侵襲性が低く、体内の骨や臓器の状態を最も手軽に画像情報として得ることが出来る検査です。対象部位によって複数の方向、角度から撮影を行っていきます。

乳房撮影検査

 乳房撮影検査(マンモグラフィ検査)とは、乳房撮影専用装置を用いてX線撮影を行う検査です。  乳房を片方ずつ、撮影台とプラスチック板(圧迫板)で挟み込んで撮影を行います。  H28年3月に更新した最新FPD(フラットパネルディテクタ)搭載フルデジタル装置(MAMMOMAT Inspiration)では、従来の装置よりも低線量で高精細な画像を得ることができます。また3Dトモシンセシス撮影が可能となり、より情報量の多い画像を得ることができるようになりました。

骨密度検査

 腰椎や近位大腿骨などに2種類のエネルギーのX線を照射し、X線の骨による吸収の差を利用し骨塩量を測定します(DEXA法)。  骨粗鬆症の程度、治療の効果判定に用いられます。  平成26年8月の機器更新により、全身骨密度と体組成(筋肉量及び脂肪量)の測定が可能となりました。

透視検査

 透視検査とは、X線透視下にて行われる各種検査の総称で、その目的部位により様々な種類があります。一般的にはバリウムを飲む事で食道から胃・十二指腸を撮影する「上部消化管X線(胃透視)検査」や、カテーテルを用いて肛門からバリウムと空気を注入することで直腸から上行結腸までを撮影する「下部消化管X線(注腸透視)検査」などがあります。

CT検査

 CTとは、コンピューター断層撮影(Computed Tomography)の略です。人体にX線を照射し、通過したX線量のデータを収集、コンピューターで解析し、断層画像を作成して診断する検査です。 造影剤を用いる(造影CT検査)ことで、血管の描出(CTA:CT-Angiography)や臓器・病変の血行動態(dynamic-CT)などを検査することも可能です。

MRI検査

 MRIとは磁気共鳴画像(Magnetic Resonanse Imaging)の略です。強い磁場と電波を使い、体内の状態を断層画像として描出します。 CT検査とは違いX線を使用しないので検査に伴うX線被曝はありませんが、強い磁場にさらされる為、体内に金属(心臓ペースメーカやクリップなど)がある方は検査ができない場合もあります。

PET/CT検査

 PET(ペット)とは陽電子放射性断層撮影(Positron Emission Tomography)の略です。この検査は、18F-FDGという放射性薬剤を注射し、その薬剤ががん細胞に集まる様子を画像化することでがんの有無や位置を調べます。  PET/CTとはPET装置とCT装置が一体化した装置です。PETで得た18F-FDGの代謝画像とCTで得た解剖学的画像を融合させることによって、より診断価値の高い画像情報を得ることができます。

血管造影検査・IVR等

 血管造影検査(Angio graphy)とは、四肢の動脈血管からカテーテルを挿入し、目的血管や臓器に対して造影剤を注入して行う検査です。脳血管・心臓冠動脈・大血管等を描出することで、血管形状(狭窄・動脈瘤等)や、その血管が栄養する臓器・病変(腫瘍等)の情報を得ることができます。  またそれらの情報を用いて、カテーテルを等して治療を行って行くことをIVR(放射線介在治療)といいます。バルーンやステントを用いた狭窄血管の拡張(PCI:経皮的冠動脈インターベンション等)、科腫瘍を栄養している血管の塞栓(TACE:経カテーテル動脈化学塞栓療法等)などがこれにあたります。  当院では、血管造影検査室を観血的手術にも対応できるよう整えられており(Hybrid OR:ハイブリッドオペルーム)となっています。

このページの先頭へ